▼2023.11.23
▼2023.11.11
▼2023.11.03
▼2023.10.31
▼2023.10.19
▼2023.10.18
一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会(実行委員長 加藤哲也)は、日本カー・オブ・ザ・イヤーとして初めて公式ロゴの一般公募を実施。応募数120件以上の応募の中から、厳正なる選考により6つの候補を選出。その最終候補6つのロゴデザインの中から、改めて日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会による審議・投票にて今回の新公式ロゴを決定しました。
日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は、40年以上に渡る長い歴史を持った自動車の賞典です。毎年度欠かさず、定められた時期に発売された最も優れたモデルを1台、さらに部門賞も含め複数台選出し、顕彰し続けてきました。
自動車業界は今、本当に難しい変革期を迎えていますが、そんな時代でも自動車メーカーは次々と素晴らしい技術やデザインの自動車を誕生させてくれています。日本カー・オブ・ザ・イヤーはその素晴らしい自動車に対し、「日本の賞」「日本らしい」を発信していく意味も含め、新しいロゴを選定しました。
書道をモチーフに、日本カーオブザイヤーの頭文字「JCOTY」で車のフォルムを描いています。
「リラックス効果が得られ」「集中力が磨かれ」「慌ただしい日常から解放される」と言われている書道と、車が乗り手に与える「静かなる高揚感」を重ね合わせたデザインです。
アルファベットのOを表す円は日本の象徴、日の丸を表しています。
この度は日本カー・オブ・ザ・イヤーという栄誉ある賞のロゴデザインに携わらせていただく機会を賜りありがとうございます。大変誇らしく、また身の引き締まる思いでいっぱいです。
この作品は「日本らしい見た目」に加え、真面目で繊細ながらも、大胆で好奇心旺盛で遊び心を持ち合わせた「日本人の精神」を表現するべく、歴史ある書道をモチーフにしました。
大胆さと繊細さを兼ね備えた書道の筆跡と、車の流線形の美しさ。「リラックス効果が得られ」「集中力が磨かれ」「慌ただしい日常から解放される」という書道の精神と、車が乗り手に与える「静かなる高揚感」。それぞれを重ね合わせたデザインを目指しました。評価していただき本当に嬉しく思います。
今回の新公式ロゴに選出いただいた事を励みにますますデザインに精進してまいります。ありがとうございました。
グラフィックデザイナー
千葉県出身。日本デザイナー学院グラフィックデザイン科卒業後、株式会社TYAに入社。
紙媒体を中心に、WEB関連・イベント関連などのデザインを手掛ける。得意分野はイラストとロゴデザイン。
▼2023.10.03
日本カー・オブ・ザ・イヤーは11月3日、ジャパンモビリティショーを開催中の東京ビックサイト会場内ステージで「10ベストカー」の発表を行ないます。日本カー・オブ・ザ・イヤーとしてジャパンモビリティショーとの連携を行なっていくわけですが、この連携を快諾いただいたジャパンモビリティショー 実行委員長 長田准氏に、日本カー・オブ・ザ・イヤーとの連携に対する思いをうかがってきました。
──日本カー・オブ・ザ・イヤーとしては、日本のクルマを盛り上げていきたいという強い思いを持って運営しています。同じ思いを持っているジャパンモビリティショーとCOTYで連携できないかということで、11月3日午後にCOTY2023の10ベストカー発表会をジャパンモビリティショーの会場内ステージで開催させていただく予定になっています。
東京モーターショーからジャパンモビリティショーに名称が変わった2023年、ジャパンモビリティショーはモビリティの未来の拡大、モビリティ参加企業の拡大、モビリティ体験の拡大をうたっています。ジャパンモビリティショー 長田実行委員長の思いを教えてください。
長田実行委員長: 2年前はコロナ禍でスキップしましたが、4年前に東京モーターショーを開催しました。今もそうですがあの時も、自工会会長を豊田(章男氏)がやっていました。東京だけでなく、100万人前後のプラットフォームは、コロナ前でいうと北京・上海モーターショー(交互開催)、パリモーターショーぐらいで、いわゆるオートショー、自動車ショーがどんどん地盤沈下している状態です。しかしながら自動車というものは魅力的な製品ですし、100万人が集まるプラットフォーム、いろいろな発信ができるものを作っておけば、自動車の未来にも相当貢献できるのはないか、ということで前回は関係者皆で精一杯盛り上げをはかりました。
今回はそこからコロナ禍を経て4年経ったわけです。その間に自動車の環境は、ご承知のとおり、BEVがかなり普及してきましたし、そこから先に見えるSDV(ソフトウェアデファインドビークル)も、ものすごく出てきているものですから、モビリティを軸にして、前回作ったプラットフォームをもっと新しく、もっとよくしていきたいという思いで取り組んでいます。
(さらに…)▼2023.08.21
日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)は、もう40年以上に渡る長い歴史を持った自動車の賞典です。毎年度欠かさず、定められた時期に発売された最も優れたモデルを1台、部門賞も含めれば複数台選出し、顕彰し続けてきました。
日本の基幹産業である自動車生産は、いわば国力の源であり、グローバル商品として世界中に輸出する大切な財産です。無論日本市場を考えるとき、輸入車が重要な存在であることは言うまでもありません。
我々メディアはこれを正しく評価し、その発展に寄与する責任があります。
COTYは自動車を扱う主要メディア代表によって構成される実行委員会、および実行委員が選んだ選考委員によって運営されています。セダン、SUV、スポーツカー等々、実社会に色々な車種が存在するように、加盟媒体も多岐に渡ります。正統的な自動車雑誌もあれば、中古車情報誌、ライフスタイル誌もあり、TV番組や数多くのウェブメディア等、実に多彩です。当然各媒体ごとに価値観が異なり、多様性を持つのが特徴です。
だからこそ我々は真剣にCOTYのあり方を論議し、理想の姿を追い求めています。変化を恐れません。本年も賞典のスリム化を果たすと同時に、ブランドの違う兄弟車の共同ノミネーションを原則廃止としました。ブランドとスタイリングが異なれば商品力も異なるからです。今後選考委員の持ち点や配分も変更する可能性があります。
完全な独立性を確保して、公明正大な判断を下すこと。それがユーザーの指針であること。そして自動車界の進路を明るく照らす一条のドライビングランプとなること。それが日本カー・オブ・ザ・イヤーの使命と考えます。
(日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員長 加藤哲也)
1959年東京生まれ。幼少期より車好き。1966年、オープンしたばかりの富士スピードウェイで開催された「日本インディ」を現地で観戦し、ますますその魅力に取り憑かれる。大学時代から映画監督を志すも、1985年、26歳でCAR GRAPHIC編集部に入社。2000年〜同誌編集長。2007年〜姉妹誌NAVI編集長を歴任。2010年に株式会社カーグラフィックを設立して独立。現在に至る。本2023年から日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員長に就く。
▼2023.08.20
▼2023.07.03