選考結果

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第44回 日本カー・オブ・ザ・イヤー 2023 – 2024 選考委員別配点表

No 氏名
1

青山 尚暉

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【】

世界の量産HVの立役者であるプリウスは5代目で大変身。モノフォルムを継承しつつ、見る者を魅了するスタイリッシュさが秀逸。低重心パッケージとシステム出力増強による歴代最上の動力性能と走行性能も見事。特にPHEVはスポーティカー並みの動力性能と高級車並みの静粛性の持ち主。補助金考慮でHVと価格接近。今年の顔に相応しい。クロストレックは抜群の乗り心地と静粛性、走破性がもたらす商品力、ID.4はガソリン車からの乗り換えでも違和感なきBEVの世界観を評価。
2

安東 弘樹

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【】

今年度のCOTYにはHONDAのZR-Vを推薦します。全体の作り込み、動力性能、燃費、安全・快適装備、コストパフォーマンス、全てにおいて高次元でバランスが取れている事に感銘を受けました。室内の質感もオーナーを満足させてくれるでしょう。唯、フロントフェイスだけ、個人的には要改善です。トヨタ・プリウスは、エクステリアデザインと走りの良さを評価。BMW・X1はガソリン、ディーゼル、BEVと全てのモデルで走行性能、装備、内外装のクオリティーに満足できる希有なクルマだと感じました。
3

飯田 裕子

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【】

視界、運転のし易さ、パッケージング、快適性、アクティブ/パッシブセーフティ、環境性能。これらを軸に最もハイバランスのモデルを選んだ結果がZR-V。e-HEVの制御の洗練のみならずエンジンそのもののエモーショナルさにも「ホンダ車だ!」とくすぐられる。10ベスト試乗会でさらに好感度が上がった一台。スポーティ派、ファミリー、アウトドア派も脱ミニバン派もカバーできるホンダSUVの最高傑作かもしれません。
4

石井 昌道

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【】

日本でも使いやすいコンパクトなモデルでFWDベースのプラットフォームながら、プレミアムブランドらしい質感があり、正確性の高いハンドリングなどBMWブランドに対する期待にしっかりと応えてくれる。BEV、ガソリン、ディーゼルと3種類のパワートレーンを用意。それぞれに違いはあるのだが、どれに乗っても“駆け抜ける歓び“の質は同じゆえ、好みやライフスタイルでチョイスして間違いはない。
5

石川 真禧照

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【】

EV、ガソリン、ディーゼルという3種類のパワーユニットのすべてにBMWらしい完成度の高さを実現したクルマづくりの確かさに対して。
6

伊藤 梓

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【】

私は、若い世代にもクルマがある生活を楽しんでもらいたいと考えており、それを一番の選考基準にしています。デリカミニは、軽自動車の枠の中で、デリカらしさを残しつつも、デザインから使い勝手までどんな人でも楽しめるクルマづくりがなされていると感じました。セレナは、特に子育て世代のユーザーの声を深く聞き、さらに限界を超えた心遣いが込められたクルマだと思います。クロストレックは、エントリーモデルの質感をさらに高めたことで、誰もがクルマで過ごす時間を充実できるモデルだと感じました。
7

宇並 哲也/ウナ丼

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【】

120km/hでハンズオフ走行……は従来からあるが、7人が共有体験できるミニバンに搭載するのは想像の5兆倍意義がある。マニアがニヤニヤでなく、サークル合宿の大学生が大騒ぎしつつも安全に河口湖へ向かう絵が目に浮かぶ。こうやって革新技術は浸透していくのだろう。シャシーと第2世代e-POWERもよかったです。アルヴェルは超豪華内装を上回る進化のハンドリングにびっくりして。ZR-VはCR-Xみたいにギュンギュン走るので。いやぁクルマって本当にいいもんですね
8

大谷 達也

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【】

電気自動車の存在感が日に日に増すなか、エンジン車やハイブリッド車にはこれに対抗しうる優れたエネルギー効率が求められるのはもちろんのこと、乗り心地、ハンドリング、静粛性といった実用車としての基本的な価値を向上させる必要性にも迫られている。クロストレックは、そうした基本的価値をこのセグメントのなかで極めて高い位置へと押し上げた点が評価できる。残る課題はエネルギー効率のみ。ZR-Vとプリウスも同様の価値を備えているが、総合的評価でクロストレックを1位とした。
9

岡崎 五朗

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【】

時代はもはやEV。ハイブリッドは周回遅れ。そんな主張を見事に周回遅れにしたのが新型プリウスだ。エンジン車と同じ使い勝手を持ちながら二酸化炭素排出量を大幅に削減するハイブリッド車は、誰もが無理なく手に入れ、使いこなせる普及型環境車として今後も地球に必要な存在であり続ける。デザインと走りを一新し商品力を大幅に引き上げた新型プリウスは、「古くて新しい存在」として、ハイブリッド車の価値と魅力を多くの人に再認識させるきっかけとなるだろう。充電環境をもっている人にはPHEVもオススメ。
10

岡本 幸一郎

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【】

プリウスは持ち前の燃費のよさにとどまらず、デザインと走りを際立たせることでプリウスとしての価値と存在意義を大きく高めた点を評価します。ハイブリッドカーの開拓者であるプリウスが次に進むべき道を非常に良い形で自ら開拓したように思います。2位以下は非常に悩んだ上で、このようにしました。ID.4にはBEVであることだけでなく、これまでのVW車にないインパクトを感じました。X1はBMWのこのクラスのクルマづくりが次のフェイズに入ったことを痛感させる完成度の高さが印象的でした。
11

小沢 コージ

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【】

プリウスという1車種のみではなく、ハイブリッドカーの常識を覆したという意味で画期的。それまで健康食品のような効率最重要視だったクルマをデザインと走りにより、愛されるクルマに変えた。へんな話、青汁をヘルシーコカコーラに進化させたようなもの。その技術力と決断力を称えたい。
12

片岡 英明

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【】

選考基準は、一般の人が頑張れば買える価格帯で、しかも走らせて楽しいクルマだ。プリウスは、キープコンセプトの新型車が多いなか、デザインを大胆に変え、多くの人を驚かせた。躍動感あふれるエクステリアデザインは、新型プリウスの大きな魅力だ。また、これまでは燃費のよさを売りにしていたが、スポーティな走り味を身につけ、気持ちよく安心感のある走りを楽しむことができる。快適なEVに大きく近づいたPHEVの高いトータル性能も好印象だ。
13

桂 伸一

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【】

家族にはある程度車高が高く、室内空間が広いSUV クラスを現状は選び、それを広くお薦めする。さらにパワーユニットはHEV、PHEVと、『有るうち』のディーゼル。と思うと1~3位の選考車のパワーユニットは全てが当てはまる。ZR-Vはノミネート車の中でスムーズでパワフルなEV走行と発電のエンジンを絶妙なタイミングでズラす事でEV走行の快適性が光る。スタイリッシュに生まれ変わったプリウスはPHEV推し。BMW X1は3種類のパワーユニットが選択可能な点を評価する。
14

金子 浩久

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【】

X1は、渋滞時のハンズオフ「Assist Plus」を同社で最もコンパクトなSUVで実現したことと、その操作のインターフェイスが優れていて使いやすいことを評価する。ID.4は、50年近く続けてきたゴルフのフォーマットから潔く決別して新しいEVを造り出し、完成度高く仕上がっている。ZR-Vは過不足なくバランス良く中型SUVとしてまとめられている。
15

河口 まなぶ

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【】

トヨタ・プリウスは長年に渡って築き上げてきた価値を自ら再生した点が強く私の心を打った。かつて「嫌いなクルマはプリウス」と記したことのある私自身がいま、このクルマを愛車として乗っていることは、選考理由以上にいかにこのクルマが今回大きく生まれ変わったかの証といえる。
16

川島 茂夫

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【】

内燃機から電動の時代への過渡期に相応のパワートレーン設定と質感や実用性のまとまりからBMW X1。若々しさと実用性、操り心地のいい走りなどからZR-V。市場追認の感はあるもののコンセプトでショーファードリブン用途対応を宣言しVIPカーの多様化を進めるアルファード&ヴェルファイア。1着不在の中で僅差の2〜4着争いから繰り上げという感もありますが、多様化する市場を背景にして実力上位3車を選びました。
17

河村 康彦

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【】

3位セレナ:”e-POWER”の熟成を実感。骨格をキャリーオーバーしながら最近のニューモデル中では心に残る存在。2位クロストレック:特段の新技術採用がなく燃費面でも問題を残すが、上質感と安心感に富んだ走行性能は特筆の水準。1位アルファード/ヴェルファイア:車両カテゴリーや威圧感を強調した見た目は個人的好みと全く相容れないものの、工夫の著しい各部構造や吟味の末に採用の各種装備には感心せざるを得ない。今や世界から注目される存在に昇華された点でも「日本発のイヤーカー」に相応しい。
18

木下 隆之

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【】

3パターンのパワーユニットを揃え、しかもどの仕様もBMWらしい走りのテイストで整えていることを高く評価しました。
19

日下部 保雄

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【】

量産車として斬新なデザインを実現し、CO₂削減に受け入れやすい現実的な解となるHVは運動性能、燃費共に優れ、特にPHEVはバッテリーでの航続距離が長く、通常の走行ではバッテリーだけで移動できる。また低重心がもたらす安定性とバランスシャフトを持つエンジンの静粛性も高く秀逸な快適性をもたらす。
20

九島 辰也

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【】

「クルマには家電とかと違って”愛車”という言葉がある」といったストーリーのもとに企画・製作させただけあり、個性を際立たせたデザインと走りは今年度を代表するだけの素性があります。歴代モデルとこれだけ方向性を変えたモデルは少なく、英断だと思います。しかも結果評判は上々。何年後かに振り返ったとき、「あの新生プリウスが誕生した年ね」と言われることでしょう。
21

工藤 貴宏

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【】

あのプリウスがなんとアバンギャルドな姿に! しかもカッコいい! そしてPHEVの上質感あふれる乗り味も共感を覚えるもの。すべてが予想を超えてきたのです。ハイブリッドが専売特許ではなくなったことで、新しい魅力へとシフトした新型。既成概念を打ち破ったその大胆な方向転換は結果として従来以上にプリウスの魅力を高めるものになったといっていいでしょう。あのプリウスが、再定義でふたたび注目すべき存在、指名買いしたくなる存在となりました。それが推しの理由です。
22

国沢 光宏

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【】

先代プリウスは発表直後からデザインで失敗すると評価しました。一方、新型プリウスを見た瞬間「これは売れる!」と思った次第。クルマにとってのデザインの重要性を見事に証明したという点を高く評価したいと思います。
23

五味 やすたか

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【】

「ミニバン」×「電動駆動のe-POWER」×「ハンズオフ機能付き運転支援プロパイロット2.0」、具体的には『クルマ任せに広々とした空間が目的地に向けて静か(たまにうるさいが)に移動する』ということ。この移動を体験すると、未来のモビリティを連想できるし価値観が変わる。
24

こもだ きよし

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【】

BMWはFRの縦置きエンジン/後輪駆動で重量バランスを理想形に近づけることで、走りと乗り心地を良くしてきたが、1シリーズ、X1などは他社と同じようにFFの横置きエンジン/前輪駆動ベースになった。しかし3世代目になったX1では、フロントヘビーのFFベースのクルマとは思えないハンドリングの素直さと乗り心地の良さを実現している。恐らくベテランドライバーが乗ってもFRのBMWとの違いを感じ取れないだろう。横置きエンジンでもBMWと名乗るにふさわしいクルマになった。
25

斎藤 聡

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【】

何よりも”走りが楽しい”というのがプリウスを選んだ理由。環境や燃費性能の良さは現代のクルマにとって重要な要件だが、それを世界トップレベルの水準で満たしたうえで、プリウスは走りの性能に楽しさを与えることに成功している。第2世代TNGAプラットフォームと高剛性ボディが作り出す走りの良さに加え、ナロータイヤコンセプトによる大径タイヤがステアリングフィールをさらに高めている。そうした様々な技術や作り込みによって質の高い走りを目指し、実現している点を高く評価した。
26

斎藤 慎輔

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【】

国内の上級車市場の主力車に育ったアルファード/ヴェルファイアは、国内での使い勝手を考えたボディサイズに留めた一方で、ミニバンの弱みでもある走り、曲がり、止まるの基本性能を高めるとともに、課題であった肝心のセカンドシートの乗り心地の改善に真剣に取り組んで、明確な成果をもたらしている点を高く評価しました。また、上級ミニバンは、今後は世界市場でもニーズが広がっていくと考えていますが、現状で日本車としてベンチマーク的存在になれる可能性のある稀有な一台と思われる点も加味しました。
27

佐藤 久実

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【】

ハイブリッドカーのパイオニアとしてブランドを確立しているプリウス。今回のモデルチェンジでは、「コモディティ」か「愛車」か、その立ち位置を改めて検討し、「愛車」として使われるクルマを目指し開発された。結果、単に燃費が良いだけでなく、デザイン性や走りのパフォーマンスにもこだわり、ネームバリューに頼ることなく新たな魅力あるクルマとして作り込まれている点を評価しました。
28

佐野 弘宗

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【】

フォーマルな場でVIPがミニバンのスライドドアから降り立つ光景は、日本が生んだ独自の自動車文化であり、その礎となったのがアルファード/ヴェルファイアです。特等席である2列目の快適性だけでなく、ドライバーズカーとしても飛躍的に進化した新型は、日本やアジアに加えて南米にも販路を広げ、骨格を共有するレクサスLMはフォーマルセダンの本場である欧州でも販売予定だそうです。ついに世界に羽ばたく日本独自の高級ミニバン文化を、心から応援します。
29

塩見 智

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【】

かつてはトヨタの、つまりは日本のハイブリッド技術を象徴する重い役目を担っていたが、他に優秀なハイブリッド車が増えたことで、売れることが必須ではなくなった5代目プリウスは、脱・優等生的なスタイリングをまとい、燃費一辺倒ではなく走らせて楽しい動力性能を備えた現代のスペシャルティカーとして久々に花開いた。選手会長を若手に譲ったベテランが数年ぶりに活躍したかのようだ。クロストレックは新しさはないが安価で真面目なクルマづくりを、X1/iX1はパワートレーンの間口の広さを評価した。
30

島崎 七生人

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【】

右脳で選びたくなる歴代初のプリウスだと思う。先代は理詰めの形だったというが、世の中に溢れるクルマであり、景観の一部を担う責任上、やはりこれくらいの眺めているだけでも気持ちのいい外形でなければ……と思う。ステキさについては初代アリスト、初代カリーナED以来だ。また攻めたデザインながらギリギリのところで実用性を成立させた点にも拍手を送りたい。PHEVに代表される、スタイルに見合った爽快な走りの実現などが1位に推した理由。
31

島下 泰久

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【】

デザイン、走りで幅広く訴求する一方、PHEVの100kmのEV航続距離、ソーラー発電システムといった更に進んだ価値を打ち出すなど、カーボンニュートラル実現に向けた現実解としてのあり方を真摯に追求する姿勢から、プリウスが今年の1台に相応しいと考えました。アルファード/ヴェルファイアは、日本発のラグジュアリーカーとして世界基準で磨かれた高い完成度を、セレナは数々の最新技術や知見の投入によりミニバンの本質的価値である快適性を一段上のレベルに引き上げたことを、高く評価します。
32

嶋田 智之

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【】

僕の選考基準は乗って楽しいか、走って気持ちいいか。今回の10ベストカーの中で最もそこを強く感じたのがアバルト500eでした。あまり使わない(使っちゃいけない)高速域にほどほどのところで見切りをつけ、モーター駆動の瞬発力と強力なトルクを中速・低速の常用域で最大限活用できるよう徹底して作り込んだことで、ICE版アバルトの弾けるような楽しさに劣らない刺激的なBEVが誕生しました。ほかに速いBEVは何車種もありますが、ここまで素直に楽しい、おもしろいと感じられたBEVは初めてです。
33

清水 和夫

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【】

5代目プリウスは、26年の歴史を超えて、エコカーからスペシャリティかーに生まれ変わった。デザインのイノベーションが目立つが、エンジンを2Lとするものの、安価なモデルとして1.8Lも用意する。さらに本格的にEV走行が可能なPHEVもあり、充実したラインアップだ。
34

瀬在 仁志

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【】

電動化が急速に進んでいく中で未だインフラ整備は十分とは言えない。長期的に見れば主力はエンジンからモーターへとシフトされるだろうが、過渡期に必要とされるパワーユニットを振り返ってみると、プリウスに搭載されるトヨタのストロングHVは極めて高効率で、経済性と環境性能を高い次元で両立させた優れたシステムであることが分かる。プリウスにおいてはシャシの徹底した強化により高い安定性と操縦性の良さを実現。次の100年に向けて環境性能だけで無く、総合力のある日本車代表モデルとして高く評価した。
35

世良 耕太

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【】

カッコイイ。走りがいい。そして、燃費がいい。きちんとプリウスに見えながら、新しさを感じる。「カッコイイクルマを作りたい」とデザインを優先し、「スポーツカーを作りたい」と走りを徹底して鍛え上げた。燃費を割りきり、デザインと走りに軸足を置いたはずだったが、相変わらず、対他競争力の高い燃費を実現している。気持ち良く走って燃費がいいクルマ。安心・快適な走りに寄与する進化した4WDも新しいプリウスの魅力だ。
36

高橋 アキラ

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【】

トヨタ・プリウスを1位に。インパクト十分なエクステリアデザインで登場し話題性は十分。コンセプトモデルではないかと思わせるほどの大胆なAピラーの傾斜角で、多くの人を驚かせました。そして環境性能に応える技術も投入し満足度の高い燃費性能を提供しています。さらにHEVとPHEVではダイナミック性能に違いを持たせ「愛車」選択にも幅を持たせる商品企画力も素晴らしい。求められる性能、機能、ユーティリティを持ちながら価格も魅力的であり、今年一番ベストな量販モデルだと思います。
37

竹岡 圭

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【】

今後自動車のパワーユニットがどうなっていくのか? 先が見えにくくユーザーの皆さんもクルマ選びに迷走しがちな昨今。ガソリン、ディーゼル、BEVという、3つのパワートレインを用意することで、それぞれのライフスタイルに合わせてチョイスできる、時代感覚にあった提案を評価させていただきました。そして、その3つのパワートレインのどれもがクオリティが高く、SUVならではのユーティリティ性も有し、BMWらしい乗り味を具現化するなど、ブランドとしての世界観が見事に表現されていると思いました。
38

竹下 元太郎

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【】

トヨタ・プリウスは、みずからの価値を見つめ直し、新しいクルマに生まれ変わろうとしている姿勢を評価しました。他の日本車にも必ずや関係してくるテーマではないかと思います。日産セレナは、今、日本市場で必要とされている実用車を、煮詰めに煮詰めた姿勢に好感を得ました。ホンダZR-Vは、ホンダらしい走りの楽しさが実現されている点を評価しました。
39

谷口 信輝

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【】

ルックスもさることながら、快適で使いやすくて、運転が上手くなったと思うほど。痒い所に手が届くと言うか、痒いところがない。そして燃費も良い。これに乗ると…「コレでいいじゃん!」って思っちゃう。発進する、曲がる、止まる。日常で使う1番基本的な事を高いクオリティで用意してある。文句のつけどころがない。
40

千葉 匠

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【】

人々が具体的には表明できない暗黙の期待に、デザインがどう応えられるか? 例年と同じ視座で10台を吟味し、プリウスを選んだ。ワンモーションを極めたシルエットと「4ドアクーペ」と呼びたいほどスポーティで官能的なフォルム。この大胆なデザインを実現させた企業としての総合力も素晴らしいが、それが人々の暗黙の期待を顕在化させ、多くのユーザーを獲得して日本の景色を変えつつあることを何より嬉しく思う。日本人のデザインリテラシーの潜在的な高さを、プリウスが証明してくれた。
41

鶴原 吉郎

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【】

新型プリウスの、特にPHEV仕様は、EVが環境車として台頭する中で、次世代のハイブリッド車がどうあるべきかを追求した結果だ。床下に大容量のバッテリーを搭載するEVでは難しい、スポーツカーを思わせるようなデザインを採用しながら、日常走行をほぼカバーできるEV走行距離と両立。バッテリーに膨大な資源を費やすことなくCO2排出量を抑え、運転の楽しさも高次元で達成した、環境車の現実解と判断した。
42

テリー 伊藤

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【】

プリウス、最近のトヨタのデザインコンセプトハンマーヘッドの完成形では。道ですれ違うと思わず目で追っている、美しいデザイン、湘南の住宅街に本当に似合う。デザインチームはいい仕事しました。
少し気になったのはドライバー席からの見切りの悪さ、鎌倉夫人には苦労するかも。
セレナは本当に使いやすい、運転しやすい、内装外装とも、とても好感が持てる、プリウスと悩みました。
アバルトはこうでないと!走りもエンジン音?も最高でした。お値段高いけど!
43

中谷 明彦

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【】

ミニバンの先駆けとして、アルファード/ヴェルファイアはもっと早く本賞を獲得していても良かったのではと思う。今回の新型はこれからさらに沸き起こる世界的な高級ミニバンブームのベンチマークとなるに違いない。カテゴリーの創出から熟成、環境対応への進化など、一朝一夕には創り得ない完成度を示した。
44

西川 淳

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【】

フル電動に、48Vマイルドハイブリッドのターボディーゼル、さらには各種ガソリンエンジンと正に「マルチパスウェイ」をSUVのエントリーモデルで早々に実現。同一条件にて乗り比べたなら、BMWに望みたいドライビングファンが、(FFベースでありながら)いずれのグレードでも実現されていることも判った。なかでもBEV=iX1の完成度の高さに舌を巻く。FFベースであることの違和感をほぼ払拭したスタイルも◎。
45

西村 直人

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【】

①振り返りたくなる斬新な外観と、②「エコカー≒プリウス」という1997年から続く世界観を一新させる走行性能を手に入れたこと、この2点からCOTYに推挙。燃費数値だけでトップを狙うのではなく、ガマンせず楽しく走らせることができて、けれども燃費数値が良いという新たな電動化車両のあり方も評価しました。プラグインハイブリッドモデルでは、通常モデルに走りの要素をたくさん加えて潜在的ユーザーへの選択肢を増やしています。クルマの原点とは何か、自身の価値観を見つめ直すきっかけになりました。
46

萩原 秀輝

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【】

X1は、1モデルでガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車、電気自動車の選択ができることを評価しました。電気自動車は専用開発により多くの価値が上乗せされるはずですが、現状は必ずしもそうなってはいません。むしろ、エンジン車との併用開発によりコストの抑制などが可能となりX1はそれを具現化しています。プリウスは好印象を得ていますが、インテリアの質感がCセグメントとして平均レベルに達していません。ID.4は、電気自動車として専用開発することで価値が上乗せされた数少ない例といえます。
47

橋本 洋平

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【】

アルファード&ヴェルファイアを1位としたのは、2つのブランドで走りのテイストを分けて作り、全方位でユーザーニーズに応えようとした姿勢があったからです。GA-Kプラットフォームの採用だけでなく、ルーフとフロアとを繋げた環状構造を造り、大空間の変形を抑制。2種類の構造用接着剤を使い、強度と振動を取り除く新たなるトライもまた興味深いポイント。アルファードのセカンドシートの振動の少なさや乗り心地の確保はもちろん、より引き締めた足とボディを持つヴェルファイアのスポーツ性も魅力でした。
48

濱口 弘

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【】

小さくても、明確にデリカであったこと。サスペンションは伸び側、縮みの側ともにストローク距離が絶妙で、小さいクルマに乗っているとは思えない印象。エンジンとATフィーリングも数値以上に感じることが出来た。
49

ピーター ライオン

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【】

ホンダZR-Vは、今市場が求めているSUVの中でトップクラスだと思います。外観デザインはビシッと決まっているし、シビックと同様のe:HEVハイブリッドのパワートレーンは十分パワーを持ちつつ、燃費は優れています。どのライバルよりも走りが正確かつスポーティでステアリングは自然で手応えはあります。BMWのX1は、やはり、1車種でガソリン、ディーゼル、EVという3つの選択があることは、市場のニーズに応えています。しかも、走りはどの競合車よりもシャープで快適です。
50

ピストン 西沢

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【】

発売以来ハイブリッドカーの先駆けとして、多くの販売台数を誇ったが、その後数多の優秀なクルマ、技術に埋もれていた。いつの間にか可もなく不可もないクルマになっていた。しかし、そんな状況を打破すべく、思い切りのよい新しいコンセプトで生まれ変わったのが、このプリウス。スポーツカーのようなフォルムと、低重心の走り、そして低燃費。みんなが欲しくなるクルマを個人的には選びたいので、文句なく満点。
51

藤島 知子

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【】

ショーファーカーとしての要素を高めた今回の『アルファード/ヴェルファイア』。単なる正常進化に留まらず、車体構造を見直すことでエモーショナルなスタイリングを完成。ミニバンとしては譲れない快適で寛げる移動空間とクルマを操る喜びを見事に両立してみせた。スライドドアの丁寧な開閉は日本的な戸の開けたてを思わせ、後席は逆サイドの窓を開閉できるスイッチを設けたりするなど、使い手の心情に寄り添うクルマ作りのアプローチに感銘を受けた。
52

松田 秀士

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【】

EVという魂を注入されて生まれ変わるとこうなるのか!と感動する。それはこのモデルが持つ元々のフォルムが優れていることの証。そしてシートに座ってドライビングのポーズをとると、シート、ステアリング、インパネすべてのインテリアの質感もデザインもドライバーをハイにしてくれる。走り出せば路面、風、雨さえもクルマを運転している実感をしっかり伝え、速度に関係なくどんな環境にあってもドライブする楽しさを忘れさせない。EVの楽しさはこれだ!クルマの楽しさはこれだ!と強い印象を持ったから。
53

松任谷 正隆

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【】

ハイブリッドの先駆者でありながら、守りではなく、常に先鋭であり続ける意思を今回のモデルチェンジでは感じます。
デザインもそうですが、サーキットでの走りがここまで磨き込まれていたのには驚きました。とにかくトータルバランスが素晴らしい。エンジンの音色以外、痒いところに手が届いています。2位、3位は10ベスト選考の時から少し考え方を修正し、現在、意義深いという観点で選んでみました。
54

松本 英雄

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【】

最も相応しいと選んだのがプリウスである。まず洗練されたデザインだ。キープコンセプトで守りの姿勢も考えられたが、未来を見据えたフォルムは世界的な量産として唯一である。そして走りの質が一気に向上した。走り出す喜びを感じるに違いない。特にハンドリング、静粛性、スタビリティは素晴らしい。今までの実用ハイブリッドとは一線を画した新しい時代のプリウスに仕上げた。この部分を高く評価したい。そして何よりも給油すればどこまでも充電時間や場所を気にせずにこの質の高い性能を楽しめるのである。
55

まるも 亜希子

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【】

デリカというオールラウンドミニバンのデザイン、走り、快適性のDNAをギュッと軽自動車に詰め込んだデリカミニは、誰にでも親しみやすく、ストーリーのあるクルマでありながら、4WDでは雪道や悪路でも安心して走れる頼もしさが強く心に響きました。SUVでも低重心でスポーティな走りを徹底して磨いたZR-Vは、デザインも新鮮。燃費ではなく、デザインと走りで愛されるクルマに生まれ変わったプリウスはコストパフォーマンスに優れる点も魅力的でした。
56

御堀 直嗣

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【】

第2世代のe-POWERは、静かで滑らかな走りを格段に進化させ、モーター駆動の魅力を高め、EVへの橋渡し役として優れている。大勢で乗車するミニバンへのプロパイロット2.0の適用は、より安心で快適な長距離移動に貢献する。上級グレードのLUXIONは、新たな市場を開拓した。
57

山田 弘樹

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【】

「ハイブリッドの普及」という役目を終え次のフェイズに突入し、アグレッシヴなデザインで市場の評価を獲得したプリウスを1位に。先進安全技術ではプロアクティブドライビングアシストがこれからの時代には特に有効。ラインナップも層が厚く充実している。
三菱ならではの4WD技術と悪路走破性が、オンロードにおいてもスーパーハイトワゴンの走安性を高めた。これをキャッチーなデザインで普及させたデリカミニを2位に。
まさに「シビックSUV」といえる走りの良さを評価してZーRVを3位に推薦。
58

山本 シンヤ

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【】

スーパーカー顔負けのデザイン、スポーツカー顔負けのハンドリングを備えたフットワーク、それでいながら燃費は先代同等と、消去法ではなく積極的に選択したくなるクルマに仕上がっています。そういう意味では、トヨタの「もっといいクルマづくり」が最もわかりやすく表現された1台だと思います。PHEVはインフラ不要のBEVとしても使える点も高く評価しました。
59

吉田 由美

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【】

三菱を代表するオフロードミニバン「デリカ」のDNAを受け継ぎ、タフで力強いデザインを軽自動車に。加えてなんとも言えない愛らしさを持つキャラクター「デリ丸。」効果(?)もあり、幅広い層にアピール。また新型デリカミニは、可愛さだけでなく、運転席側の電動スライドドアや先進運転支援システム「マイパイロット」など使い勝手の良い装備に加え、4WDモデルには悪路走破性能を高める「オフロードモード」も搭載。まさに小さいデリカ! 今年らしく、愛され度の高いクルマだと思います。
60

渡辺 陽一郎

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【】

今は大半のトヨタ車にハイブリッドが搭載され、専用車のプリウスは役割を終えた。登録台数も最盛期の10分の1に減った。しかし伝統ある車種でもあるから存続すべきだ。そこで新型は低燃費ではなくハイブリッドの付加価値に力を入れた。モーター駆動による優れた加速力、駆動力の綿密な制御と安定性、静粛性はさらに進化して、5ドアボディの外観も一層洗練された。天井の低いボディは、80年代のトヨタ車で大ヒットしながら廃れて、欧州車で増殖したト4ドアハードトップを思い出させる。
【】
10
世界の量産HVの立役者であるプリウスは5代目で大変身。モノフォルムを継承しつつ、見る者を魅了するスタイリッシュさが秀逸。低重心パッケージとシステム出力増強による歴代最上の動力性能と走行性能も見事。特にPHEVはスポーティカー並みの動力性能と高級車並みの静粛性の持ち主。補助金考慮でHVと価格接近。今年の顔に相応しい。クロストレックは抜群の乗り心地と静粛性、走破性がもたらす商品力、ID.4はガソリン車からの乗り換えでも違和感なきBEVの世界観を評価。
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今年度のCOTYにはHONDAのZR-Vを推薦します。全体の作り込み、動力性能、燃費、安全・快適装備、コストパフォーマンス、全てにおいて高次元でバランスが取れている事に感銘を受けました。室内の質感もオーナーを満足させてくれるでしょう。唯、フロントフェイスだけ、個人的には要改善です。トヨタ・プリウスは、エクステリアデザインと走りの良さを評価。BMW・X1はガソリン、ディーゼル、BEVと全てのモデルで走行性能、装備、内外装のクオリティーに満足できる希有なクルマだと感じました。
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10
視界、運転のし易さ、パッケージング、快適性、アクティブ/パッシブセーフティ、環境性能。これらを軸に最もハイバランスのモデルを選んだ結果がZR-V。e-HEVの制御の洗練のみならずエンジンそのもののエモーショナルさにも「ホンダ車だ!」とくすぐられる。10ベスト試乗会でさらに好感度が上がった一台。スポーティ派、ファミリー、アウトドア派も脱ミニバン派もカバーできるホンダSUVの最高傑作かもしれません。
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日本でも使いやすいコンパクトなモデルでFWDベースのプラットフォームながら、プレミアムブランドらしい質感があり、正確性の高いハンドリングなどBMWブランドに対する期待にしっかりと応えてくれる。BEV、ガソリン、ディーゼルと3種類のパワートレーンを用意。それぞれに違いはあるのだが、どれに乗っても“駆け抜ける歓び“の質は同じゆえ、好みやライフスタイルでチョイスして間違いはない。
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EV、ガソリン、ディーゼルという3種類のパワーユニットのすべてにBMWらしい完成度の高さを実現したクルマづくりの確かさに対して。
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私は、若い世代にもクルマがある生活を楽しんでもらいたいと考えており、それを一番の選考基準にしています。デリカミニは、軽自動車の枠の中で、デリカらしさを残しつつも、デザインから使い勝手までどんな人でも楽しめるクルマづくりがなされていると感じました。セレナは、特に子育て世代のユーザーの声を深く聞き、さらに限界を超えた心遣いが込められたクルマだと思います。クロストレックは、エントリーモデルの質感をさらに高めたことで、誰もがクルマで過ごす時間を充実できるモデルだと感じました。
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120km/hでハンズオフ走行……は従来からあるが、7人が共有体験できるミニバンに搭載するのは想像の5兆倍意義がある。マニアがニヤニヤでなく、サークル合宿の大学生が大騒ぎしつつも安全に河口湖へ向かう絵が目に浮かぶ。こうやって革新技術は浸透していくのだろう。シャシーと第2世代e-POWERもよかったです。アルヴェルは超豪華内装を上回る進化のハンドリングにびっくりして。ZR-VはCR-Xみたいにギュンギュン走るので。いやぁクルマって本当にいいもんですね
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電気自動車の存在感が日に日に増すなか、エンジン車やハイブリッド車にはこれに対抗しうる優れたエネルギー効率が求められるのはもちろんのこと、乗り心地、ハンドリング、静粛性といった実用車としての基本的な価値を向上させる必要性にも迫られている。クロストレックは、そうした基本的価値をこのセグメントのなかで極めて高い位置へと押し上げた点が評価できる。残る課題はエネルギー効率のみ。ZR-Vとプリウスも同様の価値を備えているが、総合的評価でクロストレックを1位とした。
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時代はもはやEV。ハイブリッドは周回遅れ。そんな主張を見事に周回遅れにしたのが新型プリウスだ。エンジン車と同じ使い勝手を持ちながら二酸化炭素排出量を大幅に削減するハイブリッド車は、誰もが無理なく手に入れ、使いこなせる普及型環境車として今後も地球に必要な存在であり続ける。デザインと走りを一新し商品力を大幅に引き上げた新型プリウスは、「古くて新しい存在」として、ハイブリッド車の価値と魅力を多くの人に再認識させるきっかけとなるだろう。充電環境をもっている人にはPHEVもオススメ。
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プリウスは持ち前の燃費のよさにとどまらず、デザインと走りを際立たせることでプリウスとしての価値と存在意義を大きく高めた点を評価します。ハイブリッドカーの開拓者であるプリウスが次に進むべき道を非常に良い形で自ら開拓したように思います。2位以下は非常に悩んだ上で、このようにしました。ID.4にはBEVであることだけでなく、これまでのVW車にないインパクトを感じました。X1はBMWのこのクラスのクルマづくりが次のフェイズに入ったことを痛感させる完成度の高さが印象的でした。
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プリウスという1車種のみではなく、ハイブリッドカーの常識を覆したという意味で画期的。それまで健康食品のような効率最重要視だったクルマをデザインと走りにより、愛されるクルマに変えた。へんな話、青汁をヘルシーコカコーラに進化させたようなもの。その技術力と決断力を称えたい。
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選考基準は、一般の人が頑張れば買える価格帯で、しかも走らせて楽しいクルマだ。プリウスは、キープコンセプトの新型車が多いなか、デザインを大胆に変え、多くの人を驚かせた。躍動感あふれるエクステリアデザインは、新型プリウスの大きな魅力だ。また、これまでは燃費のよさを売りにしていたが、スポーティな走り味を身につけ、気持ちよく安心感のある走りを楽しむことができる。快適なEVに大きく近づいたPHEVの高いトータル性能も好印象だ。
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家族にはある程度車高が高く、室内空間が広いSUV クラスを現状は選び、それを広くお薦めする。さらにパワーユニットはHEV、PHEVと、『有るうち』のディーゼル。と思うと1~3位の選考車のパワーユニットは全てが当てはまる。ZR-Vはノミネート車の中でスムーズでパワフルなEV走行と発電のエンジンを絶妙なタイミングでズラす事でEV走行の快適性が光る。スタイリッシュに生まれ変わったプリウスはPHEV推し。BMW X1は3種類のパワーユニットが選択可能な点を評価する。
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X1は、渋滞時のハンズオフ「Assist Plus」を同社で最もコンパクトなSUVで実現したことと、その操作のインターフェイスが優れていて使いやすいことを評価する。ID.4は、50年近く続けてきたゴルフのフォーマットから潔く決別して新しいEVを造り出し、完成度高く仕上がっている。ZR-Vは過不足なくバランス良く中型SUVとしてまとめられている。
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トヨタ・プリウスは長年に渡って築き上げてきた価値を自ら再生した点が強く私の心を打った。かつて「嫌いなクルマはプリウス」と記したことのある私自身がいま、このクルマを愛車として乗っていることは、選考理由以上にいかにこのクルマが今回大きく生まれ変わったかの証といえる。
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内燃機から電動の時代への過渡期に相応のパワートレーン設定と質感や実用性のまとまりからBMW X1。若々しさと実用性、操り心地のいい走りなどからZR-V。市場追認の感はあるもののコンセプトでショーファードリブン用途対応を宣言しVIPカーの多様化を進めるアルファード&ヴェルファイア。1着不在の中で僅差の2〜4着争いから繰り上げという感もありますが、多様化する市場を背景にして実力上位3車を選びました。
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3位セレナ:”e-POWER”の熟成を実感。骨格をキャリーオーバーしながら最近のニューモデル中では心に残る存在。2位クロストレック:特段の新技術採用がなく燃費面でも問題を残すが、上質感と安心感に富んだ走行性能は特筆の水準。1位アルファード/ヴェルファイア:車両カテゴリーや威圧感を強調した見た目は個人的好みと全く相容れないものの、工夫の著しい各部構造や吟味の末に採用の各種装備には感心せざるを得ない。今や世界から注目される存在に昇華された点でも「日本発のイヤーカー」に相応しい。
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3パターンのパワーユニットを揃え、しかもどの仕様もBMWらしい走りのテイストで整えていることを高く評価しました。
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量産車として斬新なデザインを実現し、CO₂削減に受け入れやすい現実的な解となるHVは運動性能、燃費共に優れ、特にPHEVはバッテリーでの航続距離が長く、通常の走行ではバッテリーだけで移動できる。また低重心がもたらす安定性とバランスシャフトを持つエンジンの静粛性も高く秀逸な快適性をもたらす。
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「クルマには家電とかと違って”愛車”という言葉がある」といったストーリーのもとに企画・製作させただけあり、個性を際立たせたデザインと走りは今年度を代表するだけの素性があります。歴代モデルとこれだけ方向性を変えたモデルは少なく、英断だと思います。しかも結果評判は上々。何年後かに振り返ったとき、「あの新生プリウスが誕生した年ね」と言われることでしょう。
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あのプリウスがなんとアバンギャルドな姿に! しかもカッコいい! そしてPHEVの上質感あふれる乗り味も共感を覚えるもの。すべてが予想を超えてきたのです。ハイブリッドが専売特許ではなくなったことで、新しい魅力へとシフトした新型。既成概念を打ち破ったその大胆な方向転換は結果として従来以上にプリウスの魅力を高めるものになったといっていいでしょう。あのプリウスが、再定義でふたたび注目すべき存在、指名買いしたくなる存在となりました。それが推しの理由です。
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先代プリウスは発表直後からデザインで失敗すると評価しました。一方、新型プリウスを見た瞬間「これは売れる!」と思った次第。クルマにとってのデザインの重要性を見事に証明したという点を高く評価したいと思います。
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「ミニバン」×「電動駆動のe-POWER」×「ハンズオフ機能付き運転支援プロパイロット2.0」、具体的には『クルマ任せに広々とした空間が目的地に向けて静か(たまにうるさいが)に移動する』ということ。この移動を体験すると、未来のモビリティを連想できるし価値観が変わる。
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BMWはFRの縦置きエンジン/後輪駆動で重量バランスを理想形に近づけることで、走りと乗り心地を良くしてきたが、1シリーズ、X1などは他社と同じようにFFの横置きエンジン/前輪駆動ベースになった。しかし3世代目になったX1では、フロントヘビーのFFベースのクルマとは思えないハンドリングの素直さと乗り心地の良さを実現している。恐らくベテランドライバーが乗ってもFRのBMWとの違いを感じ取れないだろう。横置きエンジンでもBMWと名乗るにふさわしいクルマになった。
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何よりも”走りが楽しい”というのがプリウスを選んだ理由。環境や燃費性能の良さは現代のクルマにとって重要な要件だが、それを世界トップレベルの水準で満たしたうえで、プリウスは走りの性能に楽しさを与えることに成功している。第2世代TNGAプラットフォームと高剛性ボディが作り出す走りの良さに加え、ナロータイヤコンセプトによる大径タイヤがステアリングフィールをさらに高めている。そうした様々な技術や作り込みによって質の高い走りを目指し、実現している点を高く評価した。
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国内の上級車市場の主力車に育ったアルファード/ヴェルファイアは、国内での使い勝手を考えたボディサイズに留めた一方で、ミニバンの弱みでもある走り、曲がり、止まるの基本性能を高めるとともに、課題であった肝心のセカンドシートの乗り心地の改善に真剣に取り組んで、明確な成果をもたらしている点を高く評価しました。また、上級ミニバンは、今後は世界市場でもニーズが広がっていくと考えていますが、現状で日本車としてベンチマーク的存在になれる可能性のある稀有な一台と思われる点も加味しました。
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ハイブリッドカーのパイオニアとしてブランドを確立しているプリウス。今回のモデルチェンジでは、「コモディティ」か「愛車」か、その立ち位置を改めて検討し、「愛車」として使われるクルマを目指し開発された。結果、単に燃費が良いだけでなく、デザイン性や走りのパフォーマンスにもこだわり、ネームバリューに頼ることなく新たな魅力あるクルマとして作り込まれている点を評価しました。
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フォーマルな場でVIPがミニバンのスライドドアから降り立つ光景は、日本が生んだ独自の自動車文化であり、その礎となったのがアルファード/ヴェルファイアです。特等席である2列目の快適性だけでなく、ドライバーズカーとしても飛躍的に進化した新型は、日本やアジアに加えて南米にも販路を広げ、骨格を共有するレクサスLMはフォーマルセダンの本場である欧州でも販売予定だそうです。ついに世界に羽ばたく日本独自の高級ミニバン文化を、心から応援します。
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かつてはトヨタの、つまりは日本のハイブリッド技術を象徴する重い役目を担っていたが、他に優秀なハイブリッド車が増えたことで、売れることが必須ではなくなった5代目プリウスは、脱・優等生的なスタイリングをまとい、燃費一辺倒ではなく走らせて楽しい動力性能を備えた現代のスペシャルティカーとして久々に花開いた。選手会長を若手に譲ったベテランが数年ぶりに活躍したかのようだ。クロストレックは新しさはないが安価で真面目なクルマづくりを、X1/iX1はパワートレーンの間口の広さを評価した。
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右脳で選びたくなる歴代初のプリウスだと思う。先代は理詰めの形だったというが、世の中に溢れるクルマであり、景観の一部を担う責任上、やはりこれくらいの眺めているだけでも気持ちのいい外形でなければ……と思う。ステキさについては初代アリスト、初代カリーナED以来だ。また攻めたデザインながらギリギリのところで実用性を成立させた点にも拍手を送りたい。PHEVに代表される、スタイルに見合った爽快な走りの実現などが1位に推した理由。
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デザイン、走りで幅広く訴求する一方、PHEVの100kmのEV航続距離、ソーラー発電システムといった更に進んだ価値を打ち出すなど、カーボンニュートラル実現に向けた現実解としてのあり方を真摯に追求する姿勢から、プリウスが今年の1台に相応しいと考えました。アルファード/ヴェルファイアは、日本発のラグジュアリーカーとして世界基準で磨かれた高い完成度を、セレナは数々の最新技術や知見の投入によりミニバンの本質的価値である快適性を一段上のレベルに引き上げたことを、高く評価します。
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僕の選考基準は乗って楽しいか、走って気持ちいいか。今回の10ベストカーの中で最もそこを強く感じたのがアバルト500eでした。あまり使わない(使っちゃいけない)高速域にほどほどのところで見切りをつけ、モーター駆動の瞬発力と強力なトルクを中速・低速の常用域で最大限活用できるよう徹底して作り込んだことで、ICE版アバルトの弾けるような楽しさに劣らない刺激的なBEVが誕生しました。ほかに速いBEVは何車種もありますが、ここまで素直に楽しい、おもしろいと感じられたBEVは初めてです。
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10
5代目プリウスは、26年の歴史を超えて、エコカーからスペシャリティかーに生まれ変わった。デザインのイノベーションが目立つが、エンジンを2Lとするものの、安価なモデルとして1.8Lも用意する。さらに本格的にEV走行が可能なPHEVもあり、充実したラインアップだ。
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10
電動化が急速に進んでいく中で未だインフラ整備は十分とは言えない。長期的に見れば主力はエンジンからモーターへとシフトされるだろうが、過渡期に必要とされるパワーユニットを振り返ってみると、プリウスに搭載されるトヨタのストロングHVは極めて高効率で、経済性と環境性能を高い次元で両立させた優れたシステムであることが分かる。プリウスにおいてはシャシの徹底した強化により高い安定性と操縦性の良さを実現。次の100年に向けて環境性能だけで無く、総合力のある日本車代表モデルとして高く評価した。
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10
カッコイイ。走りがいい。そして、燃費がいい。きちんとプリウスに見えながら、新しさを感じる。「カッコイイクルマを作りたい」とデザインを優先し、「スポーツカーを作りたい」と走りを徹底して鍛え上げた。燃費を割りきり、デザインと走りに軸足を置いたはずだったが、相変わらず、対他競争力の高い燃費を実現している。気持ち良く走って燃費がいいクルマ。安心・快適な走りに寄与する進化した4WDも新しいプリウスの魅力だ。
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トヨタ・プリウスを1位に。インパクト十分なエクステリアデザインで登場し話題性は十分。コンセプトモデルではないかと思わせるほどの大胆なAピラーの傾斜角で、多くの人を驚かせました。そして環境性能に応える技術も投入し満足度の高い燃費性能を提供しています。さらにHEVとPHEVではダイナミック性能に違いを持たせ「愛車」選択にも幅を持たせる商品企画力も素晴らしい。求められる性能、機能、ユーティリティを持ちながら価格も魅力的であり、今年一番ベストな量販モデルだと思います。
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今後自動車のパワーユニットがどうなっていくのか? 先が見えにくくユーザーの皆さんもクルマ選びに迷走しがちな昨今。ガソリン、ディーゼル、BEVという、3つのパワートレインを用意することで、それぞれのライフスタイルに合わせてチョイスできる、時代感覚にあった提案を評価させていただきました。そして、その3つのパワートレインのどれもがクオリティが高く、SUVならではのユーティリティ性も有し、BMWらしい乗り味を具現化するなど、ブランドとしての世界観が見事に表現されていると思いました。
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トヨタ・プリウスは、みずからの価値を見つめ直し、新しいクルマに生まれ変わろうとしている姿勢を評価しました。他の日本車にも必ずや関係してくるテーマではないかと思います。日産セレナは、今、日本市場で必要とされている実用車を、煮詰めに煮詰めた姿勢に好感を得ました。ホンダZR-Vは、ホンダらしい走りの楽しさが実現されている点を評価しました。
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ルックスもさることながら、快適で使いやすくて、運転が上手くなったと思うほど。痒い所に手が届くと言うか、痒いところがない。そして燃費も良い。これに乗ると…「コレでいいじゃん!」って思っちゃう。発進する、曲がる、止まる。日常で使う1番基本的な事を高いクオリティで用意してある。文句のつけどころがない。
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人々が具体的には表明できない暗黙の期待に、デザインがどう応えられるか? 例年と同じ視座で10台を吟味し、プリウスを選んだ。ワンモーションを極めたシルエットと「4ドアクーペ」と呼びたいほどスポーティで官能的なフォルム。この大胆なデザインを実現させた企業としての総合力も素晴らしいが、それが人々の暗黙の期待を顕在化させ、多くのユーザーを獲得して日本の景色を変えつつあることを何より嬉しく思う。日本人のデザインリテラシーの潜在的な高さを、プリウスが証明してくれた。
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新型プリウスの、特にPHEV仕様は、EVが環境車として台頭する中で、次世代のハイブリッド車がどうあるべきかを追求した結果だ。床下に大容量のバッテリーを搭載するEVでは難しい、スポーツカーを思わせるようなデザインを採用しながら、日常走行をほぼカバーできるEV走行距離と両立。バッテリーに膨大な資源を費やすことなくCO2排出量を抑え、運転の楽しさも高次元で達成した、環境車の現実解と判断した。
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プリウス、最近のトヨタのデザインコンセプトハンマーヘッドの完成形では。道ですれ違うと思わず目で追っている、美しいデザイン、湘南の住宅街に本当に似合う。デザインチームはいい仕事しました。
少し気になったのはドライバー席からの見切りの悪さ、鎌倉夫人には苦労するかも。
セレナは本当に使いやすい、運転しやすい、内装外装とも、とても好感が持てる、プリウスと悩みました。
アバルトはこうでないと!走りもエンジン音?も最高でした。お値段高いけど!
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ミニバンの先駆けとして、アルファード/ヴェルファイアはもっと早く本賞を獲得していても良かったのではと思う。今回の新型はこれからさらに沸き起こる世界的な高級ミニバンブームのベンチマークとなるに違いない。カテゴリーの創出から熟成、環境対応への進化など、一朝一夕には創り得ない完成度を示した。
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フル電動に、48Vマイルドハイブリッドのターボディーゼル、さらには各種ガソリンエンジンと正に「マルチパスウェイ」をSUVのエントリーモデルで早々に実現。同一条件にて乗り比べたなら、BMWに望みたいドライビングファンが、(FFベースでありながら)いずれのグレードでも実現されていることも判った。なかでもBEV=iX1の完成度の高さに舌を巻く。FFベースであることの違和感をほぼ払拭したスタイルも◎。
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①振り返りたくなる斬新な外観と、②「エコカー≒プリウス」という1997年から続く世界観を一新させる走行性能を手に入れたこと、この2点からCOTYに推挙。燃費数値だけでトップを狙うのではなく、ガマンせず楽しく走らせることができて、けれども燃費数値が良いという新たな電動化車両のあり方も評価しました。プラグインハイブリッドモデルでは、通常モデルに走りの要素をたくさん加えて潜在的ユーザーへの選択肢を増やしています。クルマの原点とは何か、自身の価値観を見つめ直すきっかけになりました。
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X1は、1モデルでガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車、電気自動車の選択ができることを評価しました。電気自動車は専用開発により多くの価値が上乗せされるはずですが、現状は必ずしもそうなってはいません。むしろ、エンジン車との併用開発によりコストの抑制などが可能となりX1はそれを具現化しています。プリウスは好印象を得ていますが、インテリアの質感がCセグメントとして平均レベルに達していません。ID.4は、電気自動車として専用開発することで価値が上乗せされた数少ない例といえます。
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アルファード&ヴェルファイアを1位としたのは、2つのブランドで走りのテイストを分けて作り、全方位でユーザーニーズに応えようとした姿勢があったからです。GA-Kプラットフォームの採用だけでなく、ルーフとフロアとを繋げた環状構造を造り、大空間の変形を抑制。2種類の構造用接着剤を使い、強度と振動を取り除く新たなるトライもまた興味深いポイント。アルファードのセカンドシートの振動の少なさや乗り心地の確保はもちろん、より引き締めた足とボディを持つヴェルファイアのスポーツ性も魅力でした。
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小さくても、明確にデリカであったこと。サスペンションは伸び側、縮みの側ともにストローク距離が絶妙で、小さいクルマに乗っているとは思えない印象。エンジンとATフィーリングも数値以上に感じることが出来た。
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ホンダZR-Vは、今市場が求めているSUVの中でトップクラスだと思います。外観デザインはビシッと決まっているし、シビックと同様のe:HEVハイブリッドのパワートレーンは十分パワーを持ちつつ、燃費は優れています。どのライバルよりも走りが正確かつスポーティでステアリングは自然で手応えはあります。BMWのX1は、やはり、1車種でガソリン、ディーゼル、EVという3つの選択があることは、市場のニーズに応えています。しかも、走りはどの競合車よりもシャープで快適です。
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発売以来ハイブリッドカーの先駆けとして、多くの販売台数を誇ったが、その後数多の優秀なクルマ、技術に埋もれていた。いつの間にか可もなく不可もないクルマになっていた。しかし、そんな状況を打破すべく、思い切りのよい新しいコンセプトで生まれ変わったのが、このプリウス。スポーツカーのようなフォルムと、低重心の走り、そして低燃費。みんなが欲しくなるクルマを個人的には選びたいので、文句なく満点。
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ショーファーカーとしての要素を高めた今回の『アルファード/ヴェルファイア』。単なる正常進化に留まらず、車体構造を見直すことでエモーショナルなスタイリングを完成。ミニバンとしては譲れない快適で寛げる移動空間とクルマを操る喜びを見事に両立してみせた。スライドドアの丁寧な開閉は日本的な戸の開けたてを思わせ、後席は逆サイドの窓を開閉できるスイッチを設けたりするなど、使い手の心情に寄り添うクルマ作りのアプローチに感銘を受けた。
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EVという魂を注入されて生まれ変わるとこうなるのか!と感動する。それはこのモデルが持つ元々のフォルムが優れていることの証。そしてシートに座ってドライビングのポーズをとると、シート、ステアリング、インパネすべてのインテリアの質感もデザインもドライバーをハイにしてくれる。走り出せば路面、風、雨さえもクルマを運転している実感をしっかり伝え、速度に関係なくどんな環境にあってもドライブする楽しさを忘れさせない。EVの楽しさはこれだ!クルマの楽しさはこれだ!と強い印象を持ったから。
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ハイブリッドの先駆者でありながら、守りではなく、常に先鋭であり続ける意思を今回のモデルチェンジでは感じます。
デザインもそうですが、サーキットでの走りがここまで磨き込まれていたのには驚きました。とにかくトータルバランスが素晴らしい。エンジンの音色以外、痒いところに手が届いています。2位、3位は10ベスト選考の時から少し考え方を修正し、現在、意義深いという観点で選んでみました。
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最も相応しいと選んだのがプリウスである。まず洗練されたデザインだ。キープコンセプトで守りの姿勢も考えられたが、未来を見据えたフォルムは世界的な量産として唯一である。そして走りの質が一気に向上した。走り出す喜びを感じるに違いない。特にハンドリング、静粛性、スタビリティは素晴らしい。今までの実用ハイブリッドとは一線を画した新しい時代のプリウスに仕上げた。この部分を高く評価したい。そして何よりも給油すればどこまでも充電時間や場所を気にせずにこの質の高い性能を楽しめるのである。
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デリカというオールラウンドミニバンのデザイン、走り、快適性のDNAをギュッと軽自動車に詰め込んだデリカミニは、誰にでも親しみやすく、ストーリーのあるクルマでありながら、4WDでは雪道や悪路でも安心して走れる頼もしさが強く心に響きました。SUVでも低重心でスポーティな走りを徹底して磨いたZR-Vは、デザインも新鮮。燃費ではなく、デザインと走りで愛されるクルマに生まれ変わったプリウスはコストパフォーマンスに優れる点も魅力的でした。
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第2世代のe-POWERは、静かで滑らかな走りを格段に進化させ、モーター駆動の魅力を高め、EVへの橋渡し役として優れている。大勢で乗車するミニバンへのプロパイロット2.0の適用は、より安心で快適な長距離移動に貢献する。上級グレードのLUXIONは、新たな市場を開拓した。
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「ハイブリッドの普及」という役目を終え次のフェイズに突入し、アグレッシヴなデザインで市場の評価を獲得したプリウスを1位に。先進安全技術ではプロアクティブドライビングアシストがこれからの時代には特に有効。ラインナップも層が厚く充実している。
三菱ならではの4WD技術と悪路走破性が、オンロードにおいてもスーパーハイトワゴンの走安性を高めた。これをキャッチーなデザインで普及させたデリカミニを2位に。
まさに「シビックSUV」といえる走りの良さを評価してZーRVを3位に推薦。
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スーパーカー顔負けのデザイン、スポーツカー顔負けのハンドリングを備えたフットワーク、それでいながら燃費は先代同等と、消去法ではなく積極的に選択したくなるクルマに仕上がっています。そういう意味では、トヨタの「もっといいクルマづくり」が最もわかりやすく表現された1台だと思います。PHEVはインフラ不要のBEVとしても使える点も高く評価しました。
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三菱を代表するオフロードミニバン「デリカ」のDNAを受け継ぎ、タフで力強いデザインを軽自動車に。加えてなんとも言えない愛らしさを持つキャラクター「デリ丸。」効果(?)もあり、幅広い層にアピール。また新型デリカミニは、可愛さだけでなく、運転席側の電動スライドドアや先進運転支援システム「マイパイロット」など使い勝手の良い装備に加え、4WDモデルには悪路走破性能を高める「オフロードモード」も搭載。まさに小さいデリカ! 今年らしく、愛され度の高いクルマだと思います。
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今は大半のトヨタ車にハイブリッドが搭載され、専用車のプリウスは役割を終えた。登録台数も最盛期の10分の1に減った。しかし伝統ある車種でもあるから存続すべきだ。そこで新型は低燃費ではなくハイブリッドの付加価値に力を入れた。モーター駆動による優れた加速力、駆動力の綿密な制御と安定性、静粛性はさらに進化して、5ドアボディの外観も一層洗練された。天井の低いボディは、80年代のトヨタ車で大ヒットしながら廃れて、欧州車で増殖したト4ドアハードトップを思い出させる。
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